食事の内容
彩り豊かなお弁当タイプが多い
配食サービスの対象者は高齢者や障がい者なので、食べやすいように柔らかめに調理されています。形態としては主食に副食、メインとなるおかずがついてお弁当タイプが主流です。飽きないようにメニューも毎食違うものになっています。彩り豊かなわりにそれほど量が多くないので、食が細くなりがちな高齢者でも十分に完食することができます。また、できたてのものが届けられるので温かい食事を温かいうちに食べることができます。
業者によっては形態変更も可能
要介護認定を受けた人の中には普通の形態の食事が難しい人もいることでしょう。高齢になると噛む力や飲みこむ力が弱くなるため柔らかめの食事を好む傾向がありますが、介護度がすすんでいる人にとっては柔らかくしたものでも飲みこむことが難しい場合もあります。そのため、配食サービスの利用に躊躇してしまう人も少なくありませんが、業者によっては食材を細かく刻んだ刻み食や舌でつぶれるほど柔らかい食事、ミキサー食に準じたムース食など個々の状態に合わせて対応してくれるので安心して利用を申し込むことができます。
冷凍弁当の宅配も
配食サービスは安否確認も兼ねているため、配達のときには在宅していなければなりません。前もって予定が分かっていれば日にちをずらすことも可能ですが、突発的な事態が起こった場合はお弁当が無駄になってしまうことがあります。ですが、冷凍弁当なら事前に購入して自分の好きなときに解凍して食べればいいので無駄にしてしまうことはありません。
冷凍弁当の配達サービスを行っているある業者では、好きなものを好きな個数注文することができ、季節に合わせて随時メニューも変更しているので飽きることがないそうです。ですが、「冷凍食品=体に悪い」「おいしくない」といったイメージを持っている人も少なからずいると思います。
しかし、最近は冷凍技術も進歩して解凍しても栄養バランスや味付けが変わらないのは当たり前なので、できたてのように美味しいお弁当を食べることができます。
それでも心配なら試食サービスを利用してみよう
健康的で前向きな生活をキープするためには食事を楽しむことも大切なポイントです。いくら安価であっても口に合わないのなら食事を楽しむ気持ちにはならないので、配食サービスを利用している意味がありません。そのため、「自分に合う業者を選ぶこと」が重要になってくるわけですが、味付けが心配なら配食サービスをはじめる前にお試しで試食ができるところもあるので利用してみてはいかがでしょうか。
実際に配食サービスのお弁当を試食した感想が掲載されている記事を紹介するので参考にしてみてください。
お弁当の種類や配達されたときの状態、高齢者ならではのサービスなどが詳しく記載されています。